★嫌われたYuki☆

他人から嫌われることが多く、「不安障害」を患ったYuki。自らのネガティブな体験を元に、同じように悩み生きる人達を励まし、勇気を与えようとするブログです。

不眠症と眠剤~作用と副作用とあれこれ

Yuki(ユウキ)です。

 

家族みんな風邪を引いて大変なことになってましたが、なんとか回復してきました。

あとは遅れてかかった下の娘がまだしんどそう、もうひと頑張りだよ~。

 

今回は前回の抗不安薬に続いて、眠剤について書きます。

(※効果・使用感には個人差が大きくあります。)

 

yuki-changetheworld.hatenablog.jp

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目次

 

 

今年8月に不安障害を発症した僕。

精神的に追い込まれていたことや、抗不安薬による離脱症状などもあり、最初の内は眠れない日々が続きました。

 

心療内科を受診し、医師に最初に処方されたのが、抑肝散とマイスリーです。

 

抑肝散(漢方)

 

効果

 

前回記事でも書きましたが、心を落ち着ける作用もあり、不眠症にも効果があるとされています。

なので眠前に内服していました。

子どもの夜泣きに使われることもあるみたいです。

 

使用感

 

前回も書きましたが、効果は全然感じませんでした。

でもほとんど副作用が無いので、これで眠れる人は他の睡眠薬に手を出す必要は無いと思います。

 

「飼い主の手の上で無防備な仰向け姿のハリネズミ」の写真

 

マイスリーゾルピデム

 

効果・どんな薬か?

 

ベンゾジアゼピン系の薬です。

従来のベンゾジアゼピン系の薬よりも依存性や副作用が少ないとされています。

難しい言葉ですが、要するに以前の眠剤よりは安全性が高いということです。

僕も依存性の少ない薬として認識していたのですが、かかりつけの医師は「ほとんど変わらない。(ベンゾジアゼピン系と)」とおっしゃってました。

強制的に脳を眠らせる薬なので、副作用や依存性はそれなりにあるようです。

マイスリー睡眠薬の中で一番作用時間が短い「超短時間型」に分類されます。そのため、寝つきの悪さを改善する睡眠導入剤として使われます。

 

副作用

 

主な副作用には依存性、離脱症状、物忘れ、脱力や転倒などが挙げられます。

まぁでも、どの睡眠薬の副作用にもこんなことは書かれています。

 

実際の使用感

 

医師に、睡眠の直前に5mgを2錠で処方され、1錠で眠れるなら1錠でも構わないと言われていました。

1錠でも眠れたので、最初の内はだいたい毎日1錠飲んでました。

脳の興奮状態が収まってくる感覚があり、そのまま寝付くことができました。

が、2時間程すると目が覚めていました。

それもそのはず、この薬の作用時間は2時間程度です。

なので、1錠で一旦寝て、起きてからまたもう1錠飲むというやり方を勝手にしていました。

その後も夜中、本当に何回も目が覚めて、殆んど眠れた気がしていませんでした。

悪夢ばっかり見るし、この頃が一番辛かったです。

 

2錠飲もうが全然寝付けない時もあり、それほど強力な作用は感じなかったです。

翌朝まで薬の作用が残るということも個人的には全く無かったです。

ただ飲まなかった日の次の日は、時折頭が痛かったり、調子が悪いなと感じることがあり、離脱症状かなと思うことがありました。

でも、たまたまかもしれませんし、離脱症状を強く感じたことは無いです。

 

非ベンゾジゼアピン系の眠剤の中でもう少し作用時間の長い、「アモバン」や「ルネスタ」の使用を医師に相談したこともありましたが、ほとんど変わらないし、種類もあまり増やさない方が良いと言われてしまいました。

 

 

そんな状況だったので、医師に相談して、次に処方されたのが以下の2つです。

ロゼレム(ラメルテオン)

 

効果・どんな薬か?

 

副作用が少なく依存性もないと言われています。強制的に脳を眠らすのではなく自然な眠りを促します。安全性が高い薬です。睡眠リズムを整えるのに適しています。

効果は弱いとされています。

 

因みにジェネリック(後発薬)が無いので、やや高価になります。

(薬の開発には膨大な費用がかかるので、10年間程は独占販売が認められています。ロゼレムは2010年発売なので、ジェネリック発売まではもう少しかかりますかね。)

 

使用感

 

素晴らしい薬だと思いますが、やはり効果は感じませんでした(特に状況は変わらなかった)。

 

 

 

セロクエール(クエチアピン)

 

効果

 

 前回記事でも書きましたが、不眠症にも効果があるので処方してもらいました。

 

使用感

 

脳の働きを抑え込まれるような感覚があり、飲むことで睡眠時間が伸びました。

飲んだ日の夜は数回目覚める程度で、頻回に目覚めるということは無かったです。

ただ、統合失調症に用いられる薬でもあり、飲んだ次の日は身体がしんどいと感じることが多かったので飲むのをやめました。

 

とにかく、睡眠障害から解放されたい一心で、色々と自分で調べて、医師に相談して処方してもらったのが、次です。

 

ベルソムラ(スボレキサント)

 

効果・どんな薬か?

 

覚醒物質であるオレキシンの受容体への結合をブロックすることで睡眠状態を促すという新しいメカニズムの薬です。

 

「中時間作用型」に分類され、10時間程度の作用時間を有します。(※個人差があります)

依存性もないと言われています。

2014年発売の新しい薬のですので、ジェネリックが無く、薬価がやや高価です。

 

使用感

 

そんなに強い薬じゃないと医師から言われましたが、僕には効きました。

不眠の根源である不安障害が比較的良くなってきた時期で、そこにベルソムラが嵌ったのかもしませんが、、、

 

飲むと、身体の力が抜けてくるような感覚がして、布団に入るとすぐに入眠できました。

初めて飲んだ次の日の朝は、眠気がだいぶ残ってましたが、その日以降は長時間ぐっすり眠れて、尚且つ眠気が残ることも無くなりました。

仕事の都合で早起きしなきゃいけないといった状況でも、しっかり眠れて起きた後も眠気は残らないという理想的な状態になるようになりました。

ピッタリの薬に出合えた!という感覚でした。

 

副作用も特に感じません。

 

朝眠気が残るという方は、内服時間を早めてみるのもいいかと思います。

もちろん家の中でですよ!

飲んでふらつきが出る方は危ないので直前に内服しましょう。

 

僕はこれでバッチリ眠れますが、入眠作用は弱いと言われています。

ネットで、ベルソムラとマイスリー睡眠導入剤)を合わせて飲むと良く眠れるという記事を見たことがあるので、不眠に悩む方は試してみると良いかもしれません。

 

「木の上で寝落ちするレッサーパンダ」の写真

 

そして現在

 

ベルソムラは3~4週間程飲んだでしょうか、

不安障害の症状も以前より落ち着いてきたので、眠剤無しで寝てみようと試みたところすんなり眠れました。

なので11月の初めごろからは、眠剤無しで眠ることができています。

 

不眠症は無事に治癒ですね。

 

良かった良かった。

 

Yukiでした。

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