不安障害と抗不安薬~作用と副作用とあれこれ~②
Yuki(ユウキ)です。
風邪をひいてしまい、体がだるいです。
前回の続き記事です。
(※効果・使用感には個人差が大きくあります。)
yuki-changetheworld.hatenablog.jp
目次
セロクエール( クエチアピン)
使用感
統合失調症の治療に用いられたりする薬らしいですが、不眠症にも効くので睡眠が上手くいってない時に処方してもらいました。
その効果は後の不眠症の記事で記載しますが、精神安定剤としての効果もあると聞いたので一度だけ、朝仕事に行く前に使用してみました。
すると、眠気とは違う脳の機能が抑え込まれたようなボーっとする感覚が襲ってきて、他人の声も籠って聞こえる感じがしました。
頭が殆ど働いてない中、午前中の業務をやっとの思いでこなし、たまらず休憩の際にソラナックスを飲んでようやく落ち着きました(クエチアピンの作用が切れたのもあると思います)。
安定剤としては使い物にならなかったので、その一回きりで使うのはやめました。
ソラナックス(アルプラゾラム)その弐
アタラックスPやクエチアピンが合わなかったので結局ソラナックスに戻ってきました。
消えた離脱症状
離脱症状に苦しんだ僕ですが、一カ月ほどすると身体が慣れたのか、間隔が開いても胸の不快感などが出なくなりました。
不安障害の急性期(症状の強かった時期(8月中旬~9月下旬))から脱した感もあり、睡眠も安定してきて、抗不安薬(ソラナックス)も週に1回くらい飲む程度に落ち着きました。
ただ、できるだけ薬を飲まない様にしていたところもあり、しばしばマイナス思考の連鎖には陥って、家ではうつ状態(しなければいけないことが手に付かない)になっていたこともありました。
メイラックス(ロフラゼプ)
そんなこんなでもう少し安定して過ごせないかと考え、もっと長い作用時間の薬はどうかと医師に相談したところ処方されたのがメイラックスで、メイラックスに切り替えたのが11月の初旬からです。
作用
その半減期(血液の中の薬物濃度が半分になるまでの時間)はなんと122時間です。
なので、半減するまで5日間もかかるということですね。
抗不安薬や眠剤は、作用する時間が長時間であればあるほど依存しにくい(依存性を生じにくい)とされていますので、メイラックスはそれに当てはまります。
なので離脱症状に苦しむ人やそれが不安な人はメイラックスを医師に相談してみてもいいかもしれません。
作用強度(抗不安作用の強さ)は中程度とされています。
実際の使用感
超長時間型とされていますが、そんなに長い時間作用しているなという感じはしません。
ストレスがかかってくると普通に軽い不安を覚えるので、ソラナックスを使ったときの様な無敵感はありません。
医師の言っていた通り、そもそもの不安を抑え込む強さがソラナックスよりも弱いと感じます。
ただ、以前のように家で鬱に近い状態(やるべきことが手に付かない状態)まで陥ることがなくなってきたので、弱いながらも効果は持続していて、比較的安定はしている様な気がします。
そして現在
不安を抑え込む効果は弱いと感じるものの、調子の良い日もあり、良くない周期でも日常生活に困難を来すような状態に陥ることも無いので、現在は不安時、もしくは不安が予想される日にメイラックスを飲むという形に落ち着いています。
因みに抗不安薬の副作用には眠気や脱力感等もありますが、それは僕には全く出ませんでした。
おそらく、あと半年はこういった状態は続く(転勤で半年後には職場が変わる予定)かと思うので、無理をせず、薬に頼る時には頼って、不安障害と向き合っていきたいと思います。
Yukiでした。