心を病んだ話~僕が不安障害になった日~
Yuki(ユウキ)です。
僕が過去に心療内科を受診したのは、20歳頃に一回と27歳頃に数回。この頃はそこまで病んでいた訳では無かったのですが、軽い相談のつもりで受診し、特に薬の処方も無く短期間で終了しました。
それ以外でもしばしば壁にぶち当たることは有ったものの、自分で解決したりして、壁を乗り越えてきていました。
しかし、薬を必要とするほど病んでしまったのが今年の話です。
今回はその話をします。
目次
心を病んだ要因(僕が不安障害になった要因)
- 元々の子育てのストレス(ただこれは楽しいことの方が多いので、あまり関係無いかも)。
- 近々、家を建築予定で、そのプランニングやローンを背負うというプレッシャー。ローン審査でも通るか通らないかという事情もあってそのヒヤヒヤ感。そして家が建って引き渡しまでは仕事を辞められなくなったので(来年5月末引き渡し予定)、もし仕事を続けることができなくなったら、ローンが借りれなくなってしまって、家族を路頭に迷わすことになってしまう、と、よりプレッシャーに感じてしまい、このストレスも大きかったと思います。打ち合わせの時に、よく胸のあたりに、すごく緊張した時に感じるような感覚を覚えることがありました。
- 過去記事でも書きましたが、職場に苦手なタイプの職員が増えて、より人間関係によるストレスが増えたこと。
まぁ、メインは③によるものですね。
去年までは、別に他人に嫌われてもいいかな。と他人の評価をそこまで気にせず、それなりに自分らしく生きてこれたのですが、今年に入ったあたりから、人間関係が上手くいってないと強く感じるようになって、強いストレスがかかってきたので、自己受容の基盤が崩れてしまいました。
人間関係が上手くいってないと強く感じるようになった要因は、近くで悪口を言われていると感じることが徐々に多くなったからです。
特に気になっていたのが、恐らく(自分の中では確実に)僕のことを苦手としている(嫌っている)だろうなという3人が、よく僕から少し離れたところで、こちらをチラッと見た後に暗い顔でコソコソと話していました。そんなことが本当によくありました。
そんなことが何ヶ月か続き、モヤモヤ感が続いていましたが、それでも夜ぐっすり寝たりするとスッキリして、持ち直すことができていました。
でも、今年の8月、ついに限界が訪れました。
僕が一番苦手とする人(上記のコソコソと話していた内の一人)と何日かペアで仕事をする日がやってきて、もうこれは被害妄想とは明らかに言えない、確信に変わるような日々になりました。
ペアの人は明らかにイライラしたような感じを持っていて、その人と仲の良い人が近づいてきて「なんか機嫌悪くない?」と聞かれると、その人はクルっと反転して僕に見えないように「今日はこれが居るから」と言いました。恐らく(自分の中では確実に)僕のことを指さしていたと思います。
その後も、僕から離れた所で、「地獄や」「苦痛でしかない」とか聞こえてきました。
仕事の終わりに、仲の良い人に「マジで最悪やったわ!」と大きな声で話したりもしていました。
僕はこの間、胸の辺りに常に高い緊張感を味わっているような感覚が続き、遂にストレスが僕の許容範囲を超えました。
現れてきた症状(不安障害の)
人によって不安障害の症状は異なると思いますが、僕に現れた症状を挙げます。
・不眠
まず夜ほどんど眠れなくなり、それが3日程続きました。
寝ようとしても、脳が興奮状態であるのが自分で分かったし、身体はとても疲れているのに全く眠れる気がしませんでした。
・胸の不快感
そして少しずつ、今までの緊張感とは違う、表現するのが難しいですが胸の辺りがゾワゾワする感覚がし始め、だんだんそれが強くなって、じっとしていることができなくなってしまいました。
ゾワゾワする感覚には波があって、弱い時はじっとしていられましたが、強くなってくると、ずっと胸の辺りを擦り(さすり)続け、落ち着かないのでウロウロ、ゴロゴロと動き回っていました。
胸に湯たんぽ(レンジでチンするやつ)を乗せるとゾワゾワ感がマシになったので、不快感が強い時はずっとそれを乗せていました。
ストレスによる胸部不快感がある方は試してみて下さい。
・マイナス思考の連鎖
周囲の会話から聞こえてくる、とあるキーワードを頭の中で自分の悪口に繋げて解釈していました。
別に苦手意識の無い人たちの会話でもその様に感じることがあって、あっちこっちで悪口を言われているような気になっていました。
そもそも万人に好かれる人間ではないので実際に言われてることも多々あるんでしょうが、それでも過度に人の微妙な表情とか、言動が気になって、あれはきっと自分のことを嫌っているんだとか、悪く言われていたんだとか、悪い方悪い方へと解釈してしまい、マイナス思考の連鎖が止まりませんでした。
そして自分がまるで価値のない人間のように感じて、マイナス思考の蟻地獄にどっぷりと嵌ってしまっていました。
この文章を読んだ人は、考え過ぎじゃない?被害妄想でしょ?だとか感じるでしょうか?
でも被害妄想であったとしても、当人にとってはそうとしか思えない、つまり僕の中では事実となってしまうわけです。
・肩こり、首こり
元々、僕は肩こりや首もこったりしない方なんですが、この不安が一番強かった時期は、異様に凝りを感じていました。
個人的な見解ですが、強い不安と胸部症状がある時は、不安の表れか自然と顔がうつむき加減、尚且つ背中も少し丸く姿勢をとりがちだったように思うので、そのせいで凝っていたのではないかと思います。
首のストレッチをすると少しマシになっていたので、同じ症状のある方は風呂上がり等にやってみて下さい。
不安が一番強い時期を抜け出すと凝りを感じることは無くなりました。
・悪夢
寝れたのかよく分からない浅い睡眠の中でも、悪夢で目覚めるということが度々ありました。
追い詰められた心理状態が夢にも表れていたんだと思います。
僕の場合は、他人から嫌われている、悪口を言われているということを恐れていたのでそんな夢とか、あとは戦争等に巻き込まれて命が危険にさらされる、といった夢をよく見ました。
・食欲低下
これも一番酷い時期のみでしたが、食欲も低下し体重も一時的に4キロ程落ちました。
これはちょっぴり嬉しかったんですが、食欲回復とともに体重もすぐ元に戻りました。笑
早いうちに対処を!
僕はこの状態からさらに悪化して、統合失調症やうつ病になって仕事を続けられなくなることを懸念して、何とかしなければと思い、まず上司に相談して、その人とペアとなることが無いように勤務配慮をしてもらうようお願いしました。
他人に迷惑をかけるのが嫌で、今までそういうお願いをしたことは無かったのですが、自分と家族の生活を守らなければならなかったので、勇気を出して行動に移しました。
それと、とても仕事を続けられる状態じゃ無かったので、何日か仕事も休ませてもらい、その休みの間に心療内科へ受診しました。
yuki-changetheworld.hatenablog.jp
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心療内科受診についての記事は上の過去記事で書いています。
診断名は「不安障害」でした。
続きます。
Yukiでした。
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