★嫌われたYuki☆

他人から嫌われることが多く、「不安障害」を患ったYuki。自らのネガティブな体験を元に、同じように悩み生きる人達を励まし、勇気を与えようとするブログです。

「孤独感と自分の居場所」×「承認欲求と自分の価値」

 

 

Yuki(ユウキ)です。

 

今回は「孤独感と自分の居場所」×「承認欲求と自分の価値」についてです。

これって、人間の様々な悩み、そして行動と密接に関係しています。

因みに承認欲求というのは、自分が誰かに認められたいという欲求のことですね。

 

 目次 

 

 

ねほりんぱほりん」に登場するゲストたちには共通点がある。

 

以前紹介した、「ねほりんぱほりん」という番組。

この番組には、世の中の様々なジャンルの一風変わった人たちがゲストで登場します。毎回この番組を見て思うことは、この方たち、ジャンル全然は違っていても共通している部分があるなということです。

 

その例をいくつか挙げてみましょう。

 過去に紹介した「ねほりんぱほりん」の記事はこちらです↓

 

yuki-changetheworld.hatenablog.jp

 

まずは最近再放送があった、「トップオタ」

「トップオタ」とは一つのアイドルグループを応援するオタク達の中でNO.1と認められるオタクのことです。

オタクたちの中で、最もアイドルグループに愛情と時間とお金を注いでいると認められた者が「トップオタ(TPO)」と呼ばれるのです。

これって傍から見れば、余程そのアイドルグループが好きなんだなと、単純にそういう風に見えますが、実はそれだけでは無かったのです。

オタクの人達はそれまで学校などで目立たない人生を歩んできた方が多いそうで、その人たちが、オタクとして認められる。トップオタの人もただアイドルを応援するためでは無く、「トップオタ」として認めらることで、自分の承認欲求を満たし、自分が認められる自分の居場所を作っていたんです。

 

次に全く異なるジャンルの「買い物依存症の女」

 買い物依存症のイラスト

 

これはそのまま、買い物に依存してしまっている人のことですね。

ゲストの女性は凄まじい依存っぷりでした。笑

なぜ買い物に依存しているのかというと、この女性は高校に裏口入学した過去があり、その後ろめたさや学習に着いていけない劣等感を埋めるために、高級な物を身に付けることで自分の価値を高めていました。他人に褒められたり、羨ましがられたりすることで自分の承認欲求を満たしているのです。そうやって自分の価値が高いように感じることで居場所をつくっていたのではないでしょうか。

これって、お金に執着する人には共通することなんじゃないかと思います。

最近放送のあった「元詐欺師」の人も、孤独感、承認欲求から高級な物に執着するようになり、そしてお金に執着するようになり詐欺を行うようになった。

 

これも最近再放送のあった「ネトゲー廃人」

 ゲーム依存症・ゲーム中毒のイラスト

インターネット上のオンラインゲームに人生のほぼ全ての時間を注ぎ込む人たちのことです。

この人達に見えてくる背景は、「トップオタ」と似ています。そのオンラインゲーム上で一番になることで、その世界の中で認められる。特別な存在になれる。そこが自分の心地の良い居場所になる。単純にゲームを楽しむためだけではなく、自分の居場所をつくるという心理が見えてきました。

 

ほんの一例でしたが、孤独を(居場所がないと)感じていたり、今の自分が他人から認められていない(自分に価値がない)と感じている部分があって、そこからそれぞれの道へ進んでいます。

進む道はそれぞれですが、見えてくる背景は共通していませんか?

 

「孤独感と自分の居場所」×「承認欲求と自分の価値」

 

なんらかの理由で孤独を(居場所がないと)感じていたり、今の自分が他人から認められていない(自分に価値がない)と感じている人達。

そしてそれを満たしながら生きている人たち。

 

もしかしたらテレビに出てる芸能人達も、自分が有名になる、目立つことで心を満たしている。そういった人達が多いのかもしれませんね。

 

女性アイドルグループのイラスト(観客付き)

 

承認欲求等は生きる原動力という考え方もあります。

しかし、それが故に心を病んでしまう人も後を絶たない。

僕もその中の一人です。

 

アドラー心理学においては、承認欲求は否定されます。他人の評価などに依存することなく自分自身で自己の価値を決定できる。それを精神的自立と呼びます。

そのためには叱ったり褒めたりすることも否定されます。他人から評価されることに依存することになるからです。

 

僕には承認欲求があります。ということは精神的な自立が果たせていないということになります。

しかし、そういう意味での精神的自立を果たすことができている人が現代にどのくらいいるでしょうか?

この競争社会の中で、現代の教育を受けてきた中で、他人の評価を必要としない人なんていないんじゃないのかなと思ったりもします。

 

どんな環境でも、自分には価値があると感じることができて、居場所がないと感じることもない。

精神的自立が果たせれば、心を病むことも無くなるかもしれませんね。

 

Yukiでした。

 

 

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